神経症の症状

神経症とは?
「主として心因性に起きる心身の機能障害」と定義されます。
「主として」とあるのは、心因(心理的要因)以外にも、その人の素質や性格も関与してくるからです。
「機能障害」とは、身体の形が変わってしまうような形態的変化のある器質障害ではなく、
元に戻ることのできる病態という意味です。

 

神経症は、表面にでてくる症状(前景症状)によってさらにタイプが分けられます。
不安が前景に立つ不安障害、身体症状が前景に立つ身体表現性障害、
離人症状が前景に立つ解離性障害などです。
また、精神病(特に精神分裂病)でないことを確認することも必要となってきます。

 

 

一般にいわれるのは、神経質、小心、気にしやすい、情緒不安定、
柔軟性に乏しい、未成熟、依存性が強い、わがまま、協調性欠如、
完全欲が強いといった傾向を持つ人です。

 

また、自分をとりまく環境に欲求不満があり、葛藤を引き起こしやすく、
そうした不満や葛藤をうまく処理できないタイプでもあります。

 

しかし、これらの特徴を持ちながら神経症にならない人が多いのも事実です。
本能的衝動が強すぎてそのコントロールがうまくいかず、欲求不満や
心理的葛藤を起こしやすい人が神経症になりやすいといってよいでしょう。

 

 

ストレスなどに対する心理的反応が病的な不安を発生させ、心身にさまざまな症状を引き起こす病気。
症状としては不安感、恐怖感、強迫体験、憂鬱、現実感の喪失、いらいら、無気力、自律神経の失調など。